waigani's diary

QGISを中心にFOSS4Gをいじくる

4.QGIS 2.0のpythonコンソールが好きだ

QGIS 2.0からPythonコンソールが思いっきりパワーアップしています。
これを使っている人はまずいないので、この感動を伝えるのが難しいのですが、アツく語ります。

まずメニューから"プラグイン"→"pythonコンソール"を選んで、pythonコンソールを表示してみましょう。

アイコンが色々出てくる!この時点でうれしくなりますね。でも注目するのは上部のwindowsに表示されているココ、

## 詳しい情報とメソッドのリストが必要な場合は help(iface)とタイプして下さい

QGIS 1.8の時の表示とくらべてみましょう、

このコンソールからQuantum GIS環境にアクセスするためには
qgis.utils.ifaceオブジェクト(QgisInterfaceクラスのインスタンス)を利用して下さい.

何度打ったかわからない

iface = qgis.utils.iface

をタイプしなくていい!いきなりifaceでいいんです。これはうれしい。

続いてアイコンの方を見てみましょう。"C"っぽいアイコンをクリックしてみると、

出てくるのは外部パッケージのインポートメニュー。正直わざわざこのために何行コード書いたんだ?とかも思うわけですが、痒いところに手が届く配慮です。

さらに"エディタの表示"をクリックすると、

エディタ出てくるし!1行づつ打っていた日々とはこれでサヨウナラです。フアィルに保存も出来る、ファイルを開くことも出来る。何行でも書けちゃう。

さて開発するかと、タイプを始めると、なんと選択肢が出てくるではありませんか。コードの自動補完付きです。

ここまで用意されたら開発に挑戦するしか無いですね。みなさんも一度この感動を味わってみてください!