waigani's diary

QGISを中心にFOSS4Gをいじくる

I wanna try GNOSIS SDK!

FOSS4G SEOUL

9/14-19に韓国で開催されていたFOSS4G SEOULに参加してきました。
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内容報告については、10/12(月)のFOSS4G Tokyoで報告があるはずですので、そちらにお任せしておきます。
FOSS4G Tokyo/Osakaでお待ちしております。www.osgeo.jp

試してみたいものはいっぱいあるのですが、いくつ試せるかな。
気になったものをまずはご紹介です。

GNOSIS SDK

バーチャル地球儀というと、Googole EarthやFOSS4Gで言えばcesiumですよね。他の選択肢はないのかなと思っていたのですが、FOSS4G SEOULでの発表の中でGNOSIS SDKが紹介されていました。ecere.ca

  • 3D表示、地形表現ができるバーチャル地球儀を開発するためのSDK
  • Ecere SDK上で使う
  • 言語はeC
  • cross platform(Windows, Linux, OS X and Android)
  • GeoTIFF, Shapefile, SRTM .hgt and Esri ASCII Gridが読み込める
  • スタイルシートで地図表現をつける

らしいのです。何より、デモを見ていて動作が早いし、操作性が良さそうと感じました。

使用に際しては基本お問い合わせのようですが、
 The GNOSIS SDK can be made available free of charge for educational institutions.
となっています。サイトからダウンロードしてすぐ試せるものはないようです。

ただ

ということなので、評価版をそのうちもらって試してみたいと思っています。

Ecere SDK

今回試してみたのはEcere SDKになります。こちらはNew BSD licenseで公開されていて、2D/3Dグラフィックを含むアプリケーションを作成できます。
eCってどんな感じ?という不安もあるので、こちらでアプリケーション作成の雰囲気を掴んでみましょう。

インストール後立ち上げてみると、
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背景が龍安寺の石庭!日本のみなさんぜひ使ってみましょう。

サンプルが入っているので、メニューから「project」→「open」で開いてすぐ試せますし、コードも見ることが出来ます。
回転するキューブのサンプルを少々書き換えながらいろいろ遊んでいます。
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ドキュメントも一通り揃っているようなので、引き続き試してみたいです。